大阪中ブロック指導法講習会、昇段審査対策勉強会
主催 公益社団法人大阪府剣道連盟
日時 令和7年6月8日 10時〜
場所 大阪市西区スポーツセンター
講師 石田 洋二先生(剣道教士八段) 佐藤 博光先生(剣道教士八段)
① 審判法講義について
今回は試合を実際に審判するのではなく基本的な内容を教わりました。
まず規定されている服装の確認。又、旗の上げ方や発声の大きさ(観覧席まで聞こえる)の注意点。特に近年は審判員の待機時の態度や姿勢を見られており、審判員の質が問われいる状況です。
審判員の技術向上は、とにかく「経験」を積まなければ上手にできない、この一言に尽きるという事です。道場等で審判する機会があれば、積極的に行ってくださいとの事でした。
② 基本稽古、昇段審査対策について
基本稽古というと直ぐに防具をつけて切り返しから行うイメージがありますが、最初はまず足さばきの稽古でした。やはり、剣道は足がとても大切で足さばきの上達が剣道の強さに結びつくと改めて感じました。
又、剣道の技術や技は「木刀による基本稽古法」の内容に組み込まれている為、理解していないと指導もできないと改めて思いました。
昇段審査対策については、キーワード「発声」「合気」「溜め」「攻め」「攻めて打たせる」「気剣体一致」「演武力」等とても重要な言葉が出てきますが、その言葉の一つ一つの考え方に対して立ち合いする度にこういう事を言っているのかと、漠然ではありますが身体で感じるように思います。
今後も稽古を継続し、実践と反省をくり返して行きたいと思います。
本日は石田先生、佐藤先生おかれましては終日に渡り丁寧で分かりやすい指導ありがとうございました。そして講師会参加されました先生方、一日講習会お疲れ様でした。
尊聞行知
糸井
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