第69回 大阪市長杯

・日時 2025年5月24日に「市長杯第69回市民剣道大会」が

・場所 Asueアリーナ大阪

男性中心の45チームと女性12チームがそれぞれに分かれてトーナメント形式で優勝争いが行われました。この大会は平野剣道協会の成人組が毎年参加しており、今年も初優勝を目指し参加しました。

昨年度は平野剣道協会から初めて2チームが参加し、Aチームは中年組、Bチームは20代前半組でした。結果はAチームが例年通り1回戦負けで、Bチームはなんと3位入賞でした。大阪市内のそうそうたる実業団がしのぎを削る中、女性を加えたBチームの破竹の快進撃が会場をざわつかせていたのを今でも覚えています。

今年は昨年度3位入賞メンバーの女性剣士に加え、もう一人、超実力派の若手女性剣士の計2人と中年男性3人の混成チームで出場しました。

女性2人とは、彼女たちが小学生時代から一緒に稽古をしてきた剣友で、さながら親子混成チームです。

結果は、試合前の意気込みが空回りした中年組が女性2人の足を引っ張り、1回戦で惨敗でした。特に大将を仰せつかった私は、無惨な負け方で大いに反省しました。

剣道には「打って反省、打たれて感謝」という言葉があります。自分の弱さや弱点を見抜いてくれた相手に感謝するという意味ですが、負けた瞬間はそのような寛大な心持ちになれず、ただ落ち込みます。

会場には多くの剣道家が集まります。そこかしこでにわか評論家が誕生するだけでなく、次の試合のウォーミングアップや準備をしたり、また旧交を温める歓談や剣道談議に花を咲かせる光景もちらほらと。

試合なので負けは悔しく、なんとしても勝ちたいのは山々ですが、一方で会場で強豪の試合を眺めながら行う分析や会話も、いち剣道家としては楽しいもので、いつの間にか先ほどの負けを忘れてしまうほどです。

来年こそは優勝することを信じて、改めて明日から一振り一振りを大切に、そして明るく楽しく稽古に臨みたいと思います。

最後になりましたが、大会運営に携わってくださった関係者者の皆様に、厚く御礼申し上げます。

尊聞行知

大西 啓介

平野剣道協会

平野剣道協会 大阪市平野区の剣道協会です。 随時 小学生(幼稚園可)から大人まで 会員募集中です。

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