新年のご挨拶
令和6年あけましておめでとうございます。
平野剣道協会の皆さんはお健やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
日頃は当会の活動に多大なお力添えを賜り、厚く御礼申し上げます。
お陰様で令和5年度におきまして各行事が皆さんのご協力お陰で怪我無く、事故無く滞りなく終えられたことに深く感謝申し上げます。
早いもので私が前任の菅生会長から平野剣道協会を引き継ぎ今年で9年目を迎えます。
思い返せば剣道を通して数多くの平野剣道協会の皆さんとの出会いがあり、泣いたり笑ったりの繰り返しの連続でした。
10 年目に向けて更に知恵の限りを尽くし、天に昇る龍のように勢いのある年になりますように努力する所存です。
先輩達が脈々と受け継いできた、剣道の根幹である日本人の良き生き方や心根を、次世代を担う青少年に受け継いでもらいたいとの思いは、まだまだ途上です。
現代の剣道において、勝ち負けのみを競うことを目的とし、相手に対する「礼」の精神、「敬」の心が希薄になっていることは残念な現実です。
剣道を通して思いやりの心を持って他と協調し、公のために盡すことが重要なこと思っています。
礼をもって始まり、礼をもって終わると言われる剣道の「こころ」こそ、私たちの日本人の原点であると思います。
平野剣道協会の皆さんには「礼」「敬」の心を持ってこれからも取り組んでいただくことを願っています。
最後に、
今年の元旦に恩師 林 邦夫先生(範士八段)からお言葉を頂戴しました。
「試合は利点や欠点を知る場」
「稽古は欠点を直す場」
「審査は和の心を表現する場」
この言葉の意味をしっかりと理解し皆さんと一緒に今年も一つ上を目指して剣道修行に取組んで行きたいと思います。
結びに、皆さんの今年のご多幸とご健勝をお祈りし、新年のご挨拶といたします。
さあ今年も一緒に稽古しましょう!!
尊聞行知
角谷 豊
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