生涯現役スポーツ賞(団体賞)ご報告
この度、令和3年度生涯現役スポーツ賞(団体賞)を頂戴しました。
(生涯現役スポーツ賞:40年以上、長きにわたりスポーツ活動を行い、地域社会づくりに貢献した団体に贈られる賞)
誠に有難うございます。
これも平野の地域の皆様、関係者の皆様、平野剣道協会会員並びに保護者会の皆様のご支援、ご協力の賜物であり、深く感謝申し上げます。
これからも引き続き、剣道普及活動を継続し、地域の少年少女の育成、生涯剣道を通して明るい社会づくりに知恵の限りをつくし貢献出来るように努力して行く所存でございます。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
《平野剣道協会設立の背景》
昭和43年4月に平野剣道協会は平野区役所職員(当時、東住吉区役所職員)による地域の少年育成事業と始まりました。
当初は大阪府警察の先生方(六反田先生、草田先生)の指導のもと地元の有志が小学生を集めて剣道を指導したのが始まりで、地元にある平野商店街近くの平野西会館で稽古を行っていました。
昭和50年頃より、地域住民の協力で運営主体を民間の道場団体として運営し、地元の小・中学生、在住又は勤務する者と平野地域の企業に勤務する剣道愛好家の皆さんが熱心に稽古に参加し、指導の先生方も地域方を中心として歴史ある平野郷の地域において新たな体制で事業運営が開始され、当時の総会員数は300名以上が所属し、平野の地域を中心に小学生、中学生の多くの剣士達が平野剣道協会で稽古をしていたと聞いています。
《今回受賞の活動における4つのポイントとして》
➀団体設立当初より、少年剣道(小中学生)は、礼儀、挨拶徹底、切り返し、基本稽古を中心に将来に繋がる正しい剣道の指導に重点的に取り組み、試合並びに昇級、昇段審査に向けての稽古はもとより、全ての会員が生涯剣道を続けられるよう努めていること。
②平成26年11月より以前の運営体制も刷新し、更なる剣道普及に向けて強化推進していること。
体制変更時の平成26年時の会員数(14名 子供2名を含む)で団体存続の危機の状況もあったが、現在は総会員数76名と増加、地域の青少年育成と剣道の普及発展に終始一貫ボランティア精神を貫き、地域一円において信頼の下、活動していること。
➂令和2年度においては、新型コロナ感染症拡大の中、大阪府剣道連盟 『剣道コロナに負けるな剣道稽古再開に向けて』大阪版剣道ガイドライン作製に道場をあげて協力し大阪の剣道における感染対策においても大きく貢献したこと。
④令和2年末には平野郷の地域を中心に小学生~80歳までが参加する年齢の垣根を超えた『第1回 平野郷剣道交流大会』を開催しコロナ禍の中においても感染対策を徹底し未来の剣道普及に繋がる新たな活動にも取り組んでいること。
《推進委員会からのコメント》
長年剣道を通して、日々貢献・寄与されているこの功績は顕著であり、表彰に値するものであると確信し推薦致します。
理由としては、約53年の長きにわたり剣道を通して、正しい剣道の普及振興と青少年の健全育成に日々貢献・寄与されているこの功績は顕著であり、また、地域を越えて、府下における剣道普及振興の牽引役となっており、大阪剣道界にとって大きな財産である。
0コメント